相変わらずコロナの影響で中学校を訪問する機会が得られない状況。できれば忙しくならない4年生のうちにたくさん学校訪問をしておきたかったのに、残念です。
外出自粛からの、中受イベント軒並みキャンセルにより、私の学校説明会参加へのモチベーションはダダ下がりで、オンライン説明会もあまり積極的になれないでいますが、なんとか重い腰をあげて、見始めました。
これからぽつぽつとまとめや感じたことを書いていこうと思います。
うちの受験生が息子なので、男子校と共学校がメインになってしまうと思いますが、女子校は娘の時にリアルで訪問していますので、希望があればお知らせくださいませ(行ったことなかったらごめんね)。
まず第一段、 立教池袋中学校
伝統の大学付属校
大学入試改革も進み定員削減などもあって、ここ数年大学付属校の人気が高まっています。もう入試のことをほとんど心配しなくていいって、中学受験勉強で日々、キーーっとなっている親としてはすごく魅力的ですよねぇ。
立教池袋中学校高等学校では9割の生徒が立教大学に進学します。推薦枠は必要数以上にあり、大学入試の心配がないため、高校生活を受験勉強に費やすことなく、自分の学びたいことを学ぶことに時間を使えんです。充実した学生生活が送れそう~😍
娘の時は志望進路の関係で、付属は全く考えませんでしたが、手のかかる息子は、もう二度と受験のことで悩まされなくていい、勉強しなさい!と言わなくていい、と考えると付属いいなぁと思ったりもします。
もちろん志望校を決めるのは息子ですけどね。
キリスト教
なんでも男子中高一貫校では日本で最も古いミッションスクールらしいです。
伝統校には長い歴史に裏打ちされた良さというのがあります。
私が娘の受験校を模索していた時、最初はなんとなく宗教へ苦手意識があって、できれば宗教系じゃない学校がいいなと思っていました。しかし、色々な学校で先生方のお話を聞くうち、ミッションスクールいいなと思うようになりました。
キリスト教でも仏教でもそれ自体が何世紀も続いてきた伝統です。そして人に支持されてきたものであることに、間違いない。宗教には、政治利用されたりなどいろんな歴史はありますが、その根底にある教えははやはり素晴らしいものだと思います。
こどもの心の教育というところで、何世紀にもわたって支持されている教えに基づいてしっかり指導して頂けるのは、とてもいいことなんじゃないかと思うようになったのです。
実際先生方のお話にはとても共感できましたし、学校訪問にいくと細やかな気遣いを感じたのがミッションスクールでした。
立地、設備
池袋西口から徒歩10分
都心でも施設充実
立地はターミナル駅「池袋」から徒歩10分!立教大学池袋キャンパスの一角にあります。なんて素敵な環境!
池袋駅徒歩圏内なら、いろんなところから通いやすいですよね。女子中ですと、豊島岡中が池袋近くということで、やはり埼玉などから通う生徒さんも多いため、保護者が学校に出向く必要回数を極力少なくしているというお話でした。年に2回とかだったような。
そんな都心のど真ん中にある立教池袋中学校ですが、なんとサッカーコートがある!そして50mプールがある!都心の学校は運動場も形だけというような狭いところがほとんどの中、これはすごい!
息子がサッカーをやっていたので、サッカーコートがあるとワクワクしちゃいます(笑)。
教育
立教池袋中学校高等学校の教育は「リベラルアーツ」。高校にいっても文系理系の区別はありません。
少人数
1クラスの人数 35人~37人 × 4クラス
1学年 150人弱
人数が少ないので非常にアットホームな雰囲気で、先生との距離も近いそうです。
娘が中学に入学してわかっていたけどやっぱり驚いたのが、クラス人数の多さ。45人くらいいます。こんなに多くて大丈夫かなと思っちゃいました。ですので、35人というのは私にはとても魅力的に響きました。
ICT
校内無線LAN
高校生はSurface Pro使用
中学生も貸し出し用タブレット80台
2018年から無線LANを敷設し、Suraface Proを使用するなど早い時期からICT教育を進めています。そのためコロナ休校でも速やかにオンライン授業に移行し、しかも内容も濃いものを維持できているそうです。うらやましぃ。
国際教育
英語教育 英語教員23名! ネイティブ講師+少人数 週7時間
TOEIC Week(高校)
Global Study
英検、GTEC for Students Advanced、TOEFL Junior、TOEIC 校内受験可
海外研修複数
英語の先生が20名以上いるって!多いですねぇ。立教池袋は帰国生の割合も高いため、英語の刺激はたくさん得られると思われます。
国際教育も充実しています。中学生はChrist Church Episcopal Schoolへの短期交換留学やアメリカの現地のサマーキャンプに参加するなどできるようです。希望が多い場合は抽選になるようですが、なるべく希望を叶えたいというようなことをおっしゃってました。
高校生ですが、TOEIC Weekというのがあって、ECCから講師が来て指導してもらうらしいです。最後にTOEICを受けて力試しするとか。
面白いと思ったのは、フィールドワーク。浅草に出かけて外国人を案内したりするみたいです。外国人向けのはとバスツアーに参加したり、日本人による英語ガイドを学んだりするんだって!
私も以前勤めていた会社のケニア人のお客さんを案内して、英語ガイド付きのはとバスに同行しましたが、面白かったです😆
選択教科
中1~2 3時間/週
中3 2時間/週
高校生 自由選択教科(大学講義もあり)
生徒が自分で選ぶことで責任をもって取り組むように指導しているそうです。自由には責任が伴う、ってね。
高校生は何と大学の先生の講義まで聞けるそうです。大学の授業をとった場合は、高校はもちろん、大学でも単位が認定されるんだって!さすがの連携です。
クラブ活動
中学生 100%が所属
高校生 90%が所属
クラブ活動も盛んで、中学生は100%いずれかのクラブに所属しているそうです。ゴルフだけは2023年から休部が決まっているのでご注意を。しっかりと指導する体制を継続できない見込みだそうです。
進学先
9割が立教大学へ進学
立教池袋では9割の生徒が立教大学に進みます。推薦枠は必要数以上用意してあり希望すれば進学できますが、推薦枠は学部ごとに決まっています。成績上位から順に希望の学部学科を選ぶため、人気学科はすぐに埋まってしまうそうです😩
立教大学への推薦入学
推薦枠は充分
評価割合 成績55%、卒業論文20%、自己推薦25%
立教新座と余剰推薦枠の交換が可能
他大学受験
ほとんどは立教大学に進学しますが、1割程度は他大学に進む生徒さんもいるとか。
他大学に出願した時点で立教大学への推薦の権利を放棄したとみなされます。11月末の試験のときが期限です。
入試
2回実施
1回 2月2日 4科
2回 2月5日 AO入試 2科+面接(自己アピール)
1回目は算国理社の4科試験ですが、2回目は算国の2科と面接となっています。
2回とも受験した場合は、同点だった時や繰り上げ合格の際に考慮されます。
その際、2回目の成績で評価するというお話でした。
2回目の入試の自己アピールでは、芸術とかスポーツとか英語とか自分の得意なものをアピールします。その際、楽器や道具を持ち込んで臨んでいいんですって!もちろん、実技でのアピールでなくて、スピーチでもオッケーです。
アピール時間は3分半。そのあとは質疑応答でトータル7分です。
2回目は軽食をとる時間が設けられています。
募集人数
1回 50名
2回 20名
帰国 20名
少ない!(笑)
もともと小規模校で、小学校からの入学者もいるため、募集人数は少ないですね。厳しい戦いになりそうです。もうこの時点でうちは無理かも~と及び腰ですわ。
受験で募集人数の多さがいかに大切か娘の受験で痛いほどわかりましたので😭
倍率じゃない!倍率低いからって安心できません!結局絶対数ですよ!みなさん!
学校紹介特設サイト
立教池袋中学校の案内の特設サイトがあります。実際学校にいくことが難しいため、こういうサイトを利用するしかないですものね・・・。
ミニ校舎見学会
しかし!立教池袋では「ミニ校舎見学会」というのを実施してくれています!
ただし!
すぐいっぱいになります!(笑)
現在案内されている日程もすでに満席ですので、次に追加されるのを虎視眈々と狙いましょう!実際学校に行けるチャンスがあるなら絶対に行ったほうがいいです。やっぱり動画じゃ先生の雰囲気とか全然伝わってこないんですよねぇ😢
インスタ
インスタグラムアカウントもあるよ。