【塾選び】サピックスと早稲アカを比べてみた（費用編）

前回うちが経験した早稲アカとサピックスを比較して勝手に思ったことの主にテキストについて書きましたが、今回は費用について書いてみたいと思います。比べたのはサピックスと早稲田アカデミー（とちょっと四谷大塚）です。

塾費用

ざっくりと必要な費用をまとめてみました。
授業料はここでは6年生のものを上げています。

わかる範囲で挙げてみましたが、実際の費用は各塾にご確認くださいね。

とんでもなくお金かかりますね。中受やってると金銭感覚おかしくなります。本当に。私もその一人ですよ～。
サピックスがすごく高い印象でしたが、実は四谷大塚のほうが授業料が高かったことがわかりました。四谷大塚6年後期はなんと7万越えです！🥶

入塾金・入室金

まず初めに塾に入る際に入塾金や入室金と呼ばれるものが必要です。
サピが1万円お高いですね。ちなみに入室テスト料は3000円です。

早稲アカにはキャンペーン期間がありまして、1月に入塾するとこの入塾金が無料になり、さらには2月までの授業料もお得になります。
我が家は娘の時も息子の時も、このキャンペーンを利用しました。
早稲アカはその時期入塾テスト代もキャンペーンで無料になります。

四谷大塚はそれ以前に通信教育などで入会していれば、入塾時には入会金は不要になると説明をうけました。

授業料

何ですか、この金額？！
改めて数字で見るととんでもない額ですね。高すぎでしょ！
何もわからず最初は2万くらいかぁとはじめたところ、いつの間にか引き落とされる額は10万に届こうという額に膨れ上がります。まじですよ、奥さん。
しかもこの金額×12か月が年間の塾費用ではないですからね！10万単位で夏期講習やら春期講習で加算されていきます。

そしてこの金額を支払っている多くの人はボリュームゾーンの偏差値50前後クラス。
でも大事にされるのはトップのクラスの子だけですよ～。頑張ってクラス上げましょう（笑）。しかも下手するとトップの子は特待生で塾費用払ってなかったりしますからね、もう・・・笑うしかない。
で、ならばクラス上げしようと、個別指導塾に行ったり家庭教師をつけたりして、どんどんつぎ込んでいくわけです。恐ろしいスパイラル。

更に恐ろしいのは、こんなにお支払いさせて頂いておりますのに、親は塾で何が行われているのか見たことがないという点です。
我が家でもこれまでいろんな習い事をさせてきましたけど、これはもう最高額クラスの習い事ですよ。それなのに、塾のクラスを見学させてもらうことはできず、一度も自分がどんなことにお金を払っているのか見たことがないという・・・。もう狂ってますね。そして私もその理不尽さについて考えることを放棄した一人です😂

テキスト

テキスト代については少し前回のテキストのところで触れましたが、サピックスは通常のテキスト代は授業料に含まれております😊よかった～

早稲アカは大体半期ごとに注文するのですが、指定されたものを購入すると4科で大体2万円程度だったと思います。

ＹＴ準拠なので予習シリーズがメインになりますが、四谷大塚のサイトをみると、目安として教材代が16000円から20000円くらいと書かれてたんです。
ということは、早稲アカは倍くらいかかってるじゃない？！
早稲アカオリジナル教材もたくさん買いますからね。四谷大塚よりは明らかに高くなると思っておいて間違いなさそうです。

テスト

ここでいうテストは通常の授業の一環として行われるテストです。
サピックスなら、組み分け、マンスリー、復習テストなどです。
早稲アカならＹＴの組み分けテストがそれに相当します。

この通常のテスト代、授業の一環と言っているだけあってサピックスは授業料に含まれております。よかった～。

問題は早稲アカです！ＹＴ準拠のためテスト系はすべて四谷大塚のシステムを使用します。よそ様の塾のシステムですから、テスト代も別にしっかり請求されます。
必修テストと呼び、受けないことを選択できないのに、毎回4400円なんだか納得いかない感がふつふつと沸き起こってまいります。

前に四谷大塚に通っている子のママにテスト代が必要か聞いてみたことがあるのですが、特に上乗せして請求されていないと言っていたので、おそらく四谷大塚でも組み分けテスト代というのは授業料に含まれているのではないかと思います。

別料金は納得できませんが、ＹＴでテストを受けるメリットももちろんあります。
四谷大塚は何といってもテストで大きくなってきた老舗の塾です。ですので、母数がとても大きいのです。たくさんの受験生の中の自分の立ち位置を把握するにはとてもいい材料だといえます。そして、長年積み上げてきたデータを持っています。

ついでにＹＴ準拠校ですので、早稲アカ生は四谷大塚の週テスト（毎週末にその週の学習範囲のテストをうけるもの）を受講することもできます。こちらももちろん別料金ですよ～。月だいたい2万円くらいです。

早稲アカの年会費

早稲アカの費用には、「別途年会費2,900円（税込）/月・教材費・必修テスト代が必要」と書かれています。
年会費ってなんじゃそりゃ、と最初に思ったことを覚えていますが、初めての塾だったので他の塾もそういうのあるのかなと思って考えないようにしていました（笑）

早稲アカでは毎月立派に製本された会報が届きます。
また、組み分けテストなどの後、早稲アカ内だけの順位などがのった冊子も配られます。こういったものに使われているのでないかと思います。
それにしても、月々5万円も払っているのに、さらに3000円も払うなんて！
早稲アカはこの手の諸費用がとても多いんです。
授業料だけ見ていてはだめですよ！テキスト代、テスト代、講習代に年会費！いっっぱいかかりますよ！

特別講習

春期講習や夏期講習、正月特訓などのことです。合宿や弱点教科講習なんてのもありますよ。
塾によって開催される期間や費用も様々ですが、早稲アカでは4年生のころは8万円くらい、6年になると十数万円くらい。

早稲アカといえばハチマキのイメージですよね。
合宿中は実際ご飯の時もハチマキをしめているそうです。壮行会にもその時のハチマキを持っていきます。6年の夏は合宿と夏期講習をあわせて24万円ほど支払ったように記憶しております。
でも早稲アカがいつもハチマキしめてオー！👊とやっているわけではありませんので、ご安心ください（笑）

志望校別講習

こちらも6年生になると各塾で開催されています。

早稲アカで有名なのはＮＮ（なにがなんでも）クラスですね。娘もＮＮの一つに通っておりました。こちらは学校別の模試があって、模試代を支払って、成績表をもらいつつ入室基準を超えるとＮＮに入室できます。
ＮＮの授業料は月28000円です。

もう悲鳴しかでない感じですが、これに関しては早稲アカだけでなく、サピックスや四谷大塚でも志望校別の特訓クラスが設けらえれており、それぞれ入室基準があって、同様に追加費用がいると思われます。

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すたでぃ

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まとめ

各項目ごとに費用を比べてみました。最初の私の印象ではサピックスが偏差値同様すごく高いのかと思っていましたが、実は四谷大塚のほうが高いのか？という気がしてきます。

そして、見かけの費用は安く見える早稲アカ、諸経費という名の費用が多すぎます。
結局トータルすると実は一番高かったりするかもしれませんね。

大手塾、どこに行ってもさほど大きな費用の差はない、というか、かかる費用が大きすぎてもはや誤差の範囲？！という感じです。
中学受験お金かかります。