単語帳といえば、英単語。学生時代みなさんも隙間時間にめくっていたのではないでしょうか。私もクラスメイトが単語帳を休み時間にめくる姿をみて、単語帳持ってないのは恥な気がして、焦って作ったものです。
そのうち作るのが目的になったりして。
そそ。作ったら満足みたいな、ね。
でも、単語帳って作るのが面倒じゃないですか?書くの疲れるし、裏返して書くの面倒くさいし。わっかにまた通さないといけないし。めくってるときリングのつなぎ目に引っかかるのもヤダし。そんな面倒くさがりは私だけでしょうか。
そんなイヤなら使わなきゃいいじゃん!
本当ですね。単語帳じゃなくて一問一答の問題集とか語彙集とかで全然事足りているのですが、アレの良さは何といっても持ち運びの便利さ。
小さい!
これにつきます。
そして、あれは作るときに手を動かすから覚えるのですよね。むしろ単語帳の肝は作る作業の部分、と。
しかし最近はね、スマートフォンがありますから。私たちの学生時代はそんなもんありませんでしたからね。携帯電話ですらあの、浅野温子さんがドラマで使っていたでっかい箱みたいなやつですよ。あ、平野ノラさんて言ったほうがわかりやすいのか。
スマホのアプリに便利なやつがあるんですよ。持ち歩き前提だし、一つに集約できるので、「あれ!あの単語帳どこいった?!」な問題もないわけです。
👇今回は娘と一緒に私が使っていた単語帳を3つご紹介します👇
1.ぺんてるスマ単 SmaTan 紙の単語帳とアプリの両刀使い!
2.分散学習帳 脳科学に基づいた最適な復習タイミングでリマインド!
3.単語帳メーカー 使い勝手が最高!
手書きとアプリ両方使える ぺんてる スマート単語帳ノート SmaTan
これは、実際紙のノート型の単語帳なのですが、こちらに記入したものを専用アプリで読み取ると、スマホでスイスイめくれる単語帳にもなるのです。スゴイ。
お値段もお手ごろだし試してみるかってな感じで、試しました。
公式サイトはこちら
現物の紙のノートが存在しているため、子供に書かせて手を動かすことで、1回分脳に刻むことができます。たいてい書いたことは何割か覚えますので、そのあと普通にそのノートで間髪入れずに復習してもいいですね。
で、通塾やテストでの移動時間には親スマホで見せて復習させる、というような使い方ができます。我が家ではそんな風に使用しました。
中学に行って、本人がスマホをゲットしてからも使えると思います♪
DaiGoの単語帳アプリ『分散学習帳』
こちらはメンタリストDaiGoさん(どんだけファンだよ私)が監修して弟さんの松丸慧吾さんが作成したアプリ『分散学習帳』です。
私がDaiGoさんのファンかどうかはおいといて、私自身も使っています(笑)。
科学的な根拠に基づいて最適なタイミングでリマインドしてくれ、無駄なく記憶を定着させてくれるというすごいアプリです。
エビングハウスの忘却曲線をご存じでしょうか。覚えたことが時間がたつにつれて忘れられていく(つまりあの曲線は覚えている率)という説が一般的に広く認識されているところだと思います。実際には、エヴィングハウスの実験は、経過した時間によってもう一度覚えなおすのに必要だった割合を調べたもので、曲線は覚えなおさなくてよかった割合です。(こんなやつ↓テキトーの書いた)
つまり、時間がたつほど思い出すのが大変になり、もう一度覚えるのに要する時間が増えるよってことですね。
忘却曲線が、忘却度をしめしていようと、再記憶するときの節約度を示していようと、いずれにしても一度覚えたことを長時間復習しないと忘れるということに違いはありません。
さらに、時間との相関をみれば、早めに復習するほうが節約度が高いためお得、とわかります。節約度の高いうちに反復学習すれば、節約度の高い状態がキープできるので次回の復習も楽です。そうして繰り返すうち、長期記憶に入り記憶が定着するのです。
同じ回数反復学習したとしても、この忘却曲線を参考に適切なタイミングで復習すれば、小さなコストで覚えることができる、という使い方が正解かなと思っています。
で、この忘却曲線に従って復習するタイミングをしっかり管理して子供に復習させよう!と思ったところ、ズボラな私にはムリでした🥶
ならば、なにかいいアプリはないかなぁと探していたところ、DaiGoさんが効率学習みたいな話をしていた時に紹介していたのがこのアプリです。
どんぴしゃ。
すぐに飛びつきました(笑)。
このアプリ、復習のタイミングをリマインドしてくれるだけではないのです。
単語帳って作るまでが面倒くさいですが、なんと他人が作った単語帳も利用できるのです。つまりもしちょうどいいのがあれば作らなくていい♪
また、自分が作ったものも公開してほかの人に使ってもらえます。
これは私が以前ユダヤ式学習法のところでふれた、他人に教えようとすると覚えやすくなる、ということを利用したものです。教えるつもりで学習することが習得の早道、DaiGoさんも坂本先生もそう言っています。
ユダヤ式学習法の坂本先生についての記事(まなぶてらす)はこちら
画像を入れたり、音声で読み上げてくれる機能もあります。
さらに、あまりうれしくないですが、間違えるとウザイ広告が表示されるという風に作られています。広告を見たくないので、間違えないように頑張れる、というDaiGoさんのあたたかい配慮です(笑)。
あと、しばらく勉強をさぼっていると最近やってないけどどうなの?ってリマインドしてくれます😂💦
『単語帳メーカー』
もうひとつ、『分散学習帳』を知る前に、純粋な単語帳として利用していたアプリがこちら。
『単語帳メーカー』
シンプルに単語帳が作れて便利です。使い勝手では『分散学習帳』よりこちらに軍配があがります!
現在Android版に重大な不具合が発生しているらしく、Android版の提供が停止されていますのでご注意ください。iOS版は利用可能です。Android版も、早く問題が解決して再提供されるといいなと思います。
我が家では娘の勉強にはこちらのほうがよく利用しました。
最初はテキストを入力して単語帳を作成していたのですが、結構時間がかかるのでその時間を娘との勉強に充てたほうがよくね?と面倒になり、写真を撮って画像をアップして作るようになりました。
というのも、こちらのアプリも画像の挿入や音声での読み上げが可能で、単語帳の補足情報として図の写真を取り込んでいたのですが、そういえば、文章を写真でとれば書かなくていいんじゃ?と気づき(遅いですか?)、理科の重要事項などの一問一答を、問題側、答え側とそれぞれスマホで写真を撮って取り込むようにしたところ、作業効率が一気にあがりました。
それでも面倒くさいですけどね😅
うちの娘は早稲アカに通っていたため、組分けテストも模試も外部会場でした。NNも志望校に一番近い校舎で行われるため移動がありました。移動時間にスマホに入っている単語帳でささっと復習できると、重いテキストを持ち歩かなくていいし、音声読み上げもしてくれるので、イヤフォンで聞き流しておくこともできて便利でした。
まとめ
今回はそれぞれ異なった特色のある3つの単語帳をご紹介しました。
・子供が自分で書いて、紙とアプリで両方使えるスマ単。
・効率よく記憶を定着させるリマインダー付きの『分散学習帳』
・シンプルで使いやすい『単語帳メーカ―』
スマ単はアマゾンで300円程度と手ごろですし、専用アプリは無料です。あとの二つのアプリも無料のもので十分使えます。
携帯アプリにはいろいろな機能が備わっており、一度作成してしまえば非常に便利です。覚えたものにチェックを入れて、まだ覚えていないものだけを表示したり、歩きながら使用するために音声読み上げを利用したり、より理解を深めるために画像を添付したり、私のようにテキストを打つのが面倒なら文字を画像としてあげてしまうなど、便利な利用法がいっぱいです。
作成がちょっと面倒でも隙間時間を有効に使わせてあげたい!という方はぜひお試し下さい!