やる気スイッチ

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小学生のやる気スイッチはどこにある?

わが子はいつになったらやる気を出してくれるのだろう、と思いませんか?
私も昨年の今頃はついに6年生になってしまった娘がいつやる気を出してくれるのかと、日々イライラしておりました。娘にやる気を出してもらうためにそりゃあもういろんなことを試しましたよ。

四谷大塚の模試、合不合判定テストでの保護者説明会で四谷大塚の先生がおっしゃってました。子供はまだ経験が浅いので時間感覚が未熟で、大人の様に1年先のことを想像して準備するとか到底無理なんだそうです。

すたでぃ
すたでぃ

1年てものすご~く長く感じる!

そうなんです。確かに自分もそうでした。1年後なんてずうっと先のことでまだ考えなくていいと思っていました。子供が「もうすぐ入試だ!」と感じられるのは、早い子で3か月、1か月前になってようやく、というのも普通だそうです。

それでもね、なにかがきっかけになって変わってくれることを夢見ておりました。やる気の出し方、というような本もたくさん読みましたよ😌
やる気というと「まず行動を起こす」という短期的な見方と、「モチベーションを維持する」という長期的な見方ができると思います。
今回は「まず行動を起こす」ことにフォーカスして「やる気の出し方」についてを書いてみようと思います。

「やる気」は待っていてもでてこない

東京大学薬学部教授の池谷裕二先生によると、「やる気」なんてものはそもそも存在しないんだそうです。
よく「やる気が出てからやろう」なんて言いますよね。でもやる気は待っていてもでてきません。

すたでぃ
すたでぃ

じゃあどうしたら出るの?

「やる気の出し方」、それはズバリ行動することです!

例えば、片付けをしなければと思っていてもどうもやる気がでない、でもいざ始めたら止まらなくなって予定外のところまで片付けちゃった、なんてことありませんか。
ソレです。やる気の正体。

神経伝達物質「ドーパミン」は何か嬉しいことが起こった時に分泌される脳内ホルモンと以前は信じられていました。でも実は対象の物事が起こる前に分泌されていることが分かったそうです。
行動前に分泌されてヒトがその行動を起こすように駆り立てる作用があるらしいのです。つまりドーパミンを出せばやる気がでるのです。

すたでぃ
すたでぃ

で、どうやったらドーパミンは出るの?

実はこのドーパミンこそが行動することで分泌されるのです。
でもその行動をどう起こすのよっていう、卵が先か鶏が先かみたいな話になってきましたが、でもこの事実を知っているか知らないかが大きな違いだと思います。

娘には、こういうわけだから気分がのらないなぁと思っても、えい!ってまず始めてみて!と言い続けました。やり始めればなんてことなくどんどんやり進められるから、と。
娘だって誰かに言われなくても机に向かって勉強できる自分でありたいのです。多分。どうにかして自分を駆り立ててくれ、と思っているに違いない、そう思って励まし続けました。

脳は今やっていることをやり続けたがる

脳というのは今やっていることをやり続けたがります。だから、私たち大人も家に帰って一旦ソファに座ってしまうともう動けなくなるのです。
そしてテレビのリモコンが視界に入ったら・・・、しばらくそこから動けませんね💀

すぐ行動することがやる気を出す秘訣だというのは上に書きました。さらに、一度何かを始めてしまったら脳はそのことをやり続けたがるのです。
だから、朝起きたら、ご飯食べ終わったら、帰ってきたら、すぐに余計なことをしないでとっとと勉強に取り掛かるべきなのです!!

では具体的にすぐ行動するためにどうするかというと、目的の行動に関係ないものは極力視界から除外するべき、だそうです。そりゃそうだ、わかってますよ。
勉強に関係ないもの以外置かない。常識です。

でもできないんだよーーーー。
そんなことできてる人はきっと自分からサクサク勉強してくれる優秀なお子さんをお持ちなんだろうと想像します。

『すぐやる!「行動力」を高める”科学的な”方法』で菅原洋平氏は、使ったものをもとの場所に戻せるかどうかが「すぐやる人」になれるかどうかの分かれ道、と書いています。

人が判断するときに使う情報の55%は視覚情報といわれています。余計なものは見なければいいのです!旅行中はテレビとかゲームとかできなくても結構平気だったりしますよね。あんなに執着していたのに忘れてたなぁなんてこと私は結構あります。

一旦視界に入ってしまうと、脳は抗えません。ダメなのに~と思いながら、ゲームしたい気持ちとのせめぎあいになる。そして結局誘惑に負ける。罪悪感を抱く。そしておそろしいことに罪悪感を抱きながらする行動を脳はものすごく満足度の高い行動だと認識するようにできているらしいのです。こうなってくるともう見せたらゲームするなというのは無理だとわかって頂けると思います。

最初から視界に入らなければ、脳への負担も少なく、労せずやめるべきことをやめることができます。
ゲームやテレビのリモコンをしまう場所をちょっと見えない場所にしてあげる。それくらいなら私にもできるかな💦やってみようと思います。

難問は途中で解くのをやめる!

脳は今やっていることをやり続けたがるのですから、えい!と始めてしまえばこっちのもんです。ドーパミンも放出され、やる気も出てくるはずです。

さらに、この性質は勉強やテストにも活かすことができるのです!

例えば、「昨日の夕ご飯何食べた?」と聞かれてすぐに思い出せない時ありますよね。で、別のことに話題がうつってしばらくしたころに、「あ!思い出した!」なんてことありませんか?

これ、脳がずっとバックグラウンドでその答えを探し続けていたから、なんです。
自分ではもう探すことをやめているつもりでも、無意識のうちに脳が勝手に働いて考え続けているのです。
PCで表には見えていなくても、バックグランドでは別のタスクがずっと動いている、そんなイメージです。

だから、難しい問題にぶつかったら考えるのをやめてしまうのがいいそうです。
こうすることで、時間を効率よく使えるのです。その問題は飛ばして他の問題を解いていても、脳は裏でずっとその問題の答えを探し続けてくれるのです。すごいですね!人間の脳って!

だから私は娘に、2分考えてわからない問題は積極的にとばして!と言ってきました。あと少しで糸口がつかめそうと思うとじーっと考えてしまいがちですが、そういう問題こそ途中でやめたほうがいいのです。
普段の勉強でも試験中でも有効です!

姿勢を整える

せっかくすぐさま勉強に取り掛かっても、姿勢が悪いとやる気がそがれてしまいます

これには科学的根拠があります。背中を丸めた姿勢で勉強すると脳がストレスを感じてコルチゾールの分泌が増えます。すると気持ちが落ち込んで⤵やる気が出なくなってしまいます。
コルチゾールが多量に分泌されると記憶に深くかかわっている海馬を委縮させてしまうことも観察されたとか。おそろしや。
ま、これは長期間相当量が分泌され続けた場合だと思いますので普段の勉強で姿勢が悪いくらいでは影響はないものと思いますけども😅

まっすぐ立つミーアキャット

逆に姿勢よく胸を張っているテストステロンが分泌されます。
テストステロンは男性ホルモンなんて言われますが、競争心などを高めるホルモンで、パワフルで積極的な気持ちになり、やる気を維持することができます✨

有酸素運動

帰ったらすぐさま勉強を始め、背筋のピンと伸びた良い姿勢で勉強をしていても、だんだん疲れて煮詰まってくることもあります。
煮詰まってきたら、運動しましょう!ストレッチするなど軽く体を動かすだけでも効果があるそうですが、その時呼吸は止めてはいけません。
有酸素運動がいいからです!

同じ本を座って読むのと、歩きながら読むのとでは理解度が歩きながら読んだほうが高まるそうです。
歩きながら勉強すると記憶力も高まるらしいです。詳しくは記憶のところで書こうと思います。
座って勉強してて疲れたら、ぐるぐる部屋の中を歩きながら暗記ものを読むとか、音声教材を聞きながら散歩するとかを間にはさむといいんじゃないかなと思います。

まとめ

・「やる気」は待っててもでない
・行動を起こすと「やる気」がでてくる
・ドーパミンがやる気を起こす
・余計な事をしないためには、余計な事を連想させるものを見ない
・脳は今やっていることをやる続けたがる
・途中で解くのをやめても脳は裏で解き続けてくれる
・良い姿勢で勉強するとテストステロンが分泌され「やる気」を維持できる
・有酸素運動で脳を活性化する

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