【塾選び】サピックスのテスト結果公開が遅いわけ

出ましたねぇ。組分けの採点済み答案💦

今日の15時の予定が14時にはすでに公開されておりました💦

これが早いのか、遅いのか？今回はそんな話を書いてみようと思います。

すぐ結果がわかる四谷大塚

四谷大塚のテストは組分けとか、土曜のYTとか、模試とか色々ありますが、特に6年になると、翌日には結果が挙がるってほど速やかに採点が出ます。多少偏差値が遅めのこともありますが、それでも2日後とかには成績まで上がってくる。

四谷大塚はテスト結果がわかるのが

めちゃくちゃ早い！💨

んです。

すたでぃ

さすがテストの塾！

6年生になると、翌日の昼12時ころには、採点した答案がぼちぼち上がってきてました。早い早い！

ぼちぼちっていうのは何かっていうと、採点し終わった教科から上げてくれるんですね。

だから必然的に算数は早め、記述の多い国語は最後となります。

あの速さは脱帽でございます。

サピックスのテスト結果公開は1週間後

一方サピックス。

えーと今回の組分けテスト（4年）の場合だと

テストの翌日の15時に採点前答案

その1週間後の15時に採点済み答案と成績

さらにその4日後の15時にコース基準（クラス分け）

が公開予定になっています。

つまり、テストを受けてから点数と偏差値がわかるのは1週間以上後！

その結果自分がどのクラスになるのか分かるのはテストから約2週間後！

遅っ！！🐢

なかなかの放置プレイです（笑）。

待ってる間にどんどん次の授業進むっちゅうの。

サピのテストは時差公開

でもよーく見ると（よく見なくても）

実はサピ、採点前答案の公開はめちゃくちゃ早いんですよ！

今回の組分けの場合は、採点前答案の公開が翌日の15時です。4年の通常テストはみんなそんな感じだったかな。

でも6年の模試とかになると確か当日とかに上がった気がします。

実はチョッぱや！なサピックス。

すたでぃ

やるな、サピ！

ここがポイントです！

答案さえあれば採点はできる

当然ですが、回答済みの答案が手元にあれば、テスト問題と解答と解説を持ち帰ってくるので、自宅ですぐに採点ができるんです。

子供に、問題用紙に自分の書いた回答を書き込んできてね、と言ったところで、なかなか全部は無理ですよね。

大人だってギリギリの時間まで解いていたら、そんなもん書いてる暇ありません。

大体簡単なところは書き込んできたり覚えていたりはしますが、書いてないと、親の聞き取り作業になり、結構な確率で子にウザがられます（笑）。うちのように出来が良くない場合ね😅

でも答案がスキャンされて公開されていれば、確実に子が何を書いてきたのかがわかるわけです。

だからサピのテストでは、１週間後に採点後答案と成績が上がっても、ほとんど自己採点からぶれることはありません。

採点前答案なんでただスキャンしてアップするだけ。めちゃくちゃ早く処理できますよね。

そしてそれを見て家庭ではすぐに採点できる。

つまり、これがテスト結果が一番早くわかる方法なんです！

すたでぃ

間違いなく効率的！

採点前答案が公開される本当の意味

さて、うちの娘は早稲アカでした。

早稲アカはＹＴ準拠塾なのでテストは基本的に四谷大塚のテスト。

結果はすぐに出ます。これがすごくいい！って思っていました。

実際、ママ友とサピはテストの結果が出るのが遅いというような話になり、「でも採点前答案はすぐでるよ」と言っていたのをきいて、採点前答案って意味ないじゃん！と思っていました。←失礼なやつ

でも、息子が早稲アカからサピに移って、思いました。

ん？これ、すごくいいんじゃね？　　と。

すたでぃ

どういうこと？

娘の時の経験から申します。

四谷大塚のテストなので、2，3日後には（６年は２日後、4，5年はもう少しゆっくりだった気がします）成績が出てきます。答案はもちろんその時点で採点済み。採点済みの答案(偏差値まだ)だけならもっと早くあがることもあります。

つまり、娘の答案を始めてみるときには、すでに〇や×がついているんです。

これが、良くない！　　（あ、うちの場合です。ダメな例です😅）

何がよくないって、自分で採点をしないことです。

よく塾の先生から宿題の丸付けは自分でしなさいと言われますよね。学校でも言われます。

あれってすごく意味のあることだったんだなと、サピに変わってから痛感しています。

自己採点には意味がある！

テストの自己採点がなぜ大事なのか。

それは、やっぱり復習は早ければ早いほどいいという理由からです。

自己採点はただ単に点数が何点かみて終了ではありません。（常識？）

自分で何を書いて何を間違えたか、正解は何だったのかを確認することができる自己採点は間違いなく復習です。

またまた出ますがエビングハウスの忘却曲線（←暗記科目の単語帳の記事で書いてるよ）。復習の時期が早いほど、再度覚えなおすのにかかる労力が少なくて済む、というものです。

つまり！テスト後は一刻も早く復習するがよし！

もちろん、娘も四谷大塚のテストが終わったあと解答を見てざっと自己採点はしていましたよ。

でもやはり正確ではありません。全部は転記しきれないし、特に算数は全部覚えているというのは難しいからです。

で、なんとなくしかわからないと採点もなんとなく、です（笑）。翌日くらいには結果も出てくるため、それを待ってしまいがち。

解きなおしは成績が出てから、どっかのタイミングで、となってしまいます😕

しかしサピ、

自分の出した答案はすぐに見られる。

そして結果がでるのは1週間以上先。

これは自己採点後からの解きなおし、やりやすいわ！

自己採点と解きなおしの時間を与えるためにわざとタイムラグを作り出しているのか、ほんとに鈍くさくて作業が遅いだけなのか（笑）確かめる方法はありませんが、結果的に子が解きなおしをすぐやってる事実。

サピってもしかしてここまで計算して、わざと遅く成績を公開しているんじゃなかろうかと思えてきました。

さすがデータに基づいて計算し尽くされたサピのカリキュラム🧐ですからね。あり得ます。

実際息子は、採点前答案が出るとすぐに採点→解きなおし、とやっております。あの私の息子がですよ！

あの息子を動かすなんて、サピの仕組み、ほんと、すごいわ。おそれいりやした。

まとめ

私は以前はテスト結果って早く出れば出るほど優れたシステムだと思っていたのですが、サピのテスト結果の公開の遅さには意味があるんじゃないかと思えてきました。

採点前の答案だけはすぐに上げてくれるのでいち早く正確な自己採点が可能。自己ってことろがミソです。

すぐに採点された答案が公開されるのは、間違いなく受験者にとって非常に親切で素晴らしいサービスです。

でも、一見不便に思えるサピの放置プレイおっそいテスト結果公開も実は自然に子供たちを復習へと促す巧みに仕組まれた策略なんじゃないかと。

すたでぃ

策略って！

テキストのすばらしさもさることながら、すべてが緻密に計算されて、親も子も手のひらうえで転がされているのでしょうかね。

うちの場合はサピに移ってよかったと思っています。