娘は5年の前期の一時期、塾を辞めていたため、その遅れを取り戻そうと5年の夏休みから家庭教師の先生をお願いしていました。
家庭教師を頼むのは安くないので、実際の成果があがるのか、どんな感じで学習をすすめてくれるのか、など気になりますよね。
私もこんなにお金をかけていいものか何度も何度も逡巡して、手に汗をかきながら電卓をたたき、ドキドキしながら派遣会社に電話したのを覚えています。
そんな我が家の体験が参考になればと思い、家庭教師をお願いした後、娘の成績がどう変わったか、本当に効果があったか、などについて書いてみます。
↓算数の家庭教師を頼んだらどう変わったかはこちらに書いています。↓
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なぜ国語を選択したのか
うちは5年の夏休みに、夏休みだけの集中講義という短期契約で国語と算数の2教科、家庭教師の先生をお願いしました。
夏が終わった後、継続するかどうかと考えたときに、算数は辞めて国語だけ継続しました。
そうですね。中学受験やっぱり算数がものを言います。男子は算数得意な傾向なので問題が難しいし、女子は算数が得意ならほかの受験生に差をつけられます。
うちが国語を選択した理由は以下です。
1.国語の成績が壊滅的 ⇒記述とかいつも真っ白
2.教え方がわからない
4.算数は本人が好きだった
5.算数は答えが決まっているので教えやすい
6.経済的に両方は無理!
まずは娘の国語の成績が壊滅的だったというのが前提条件としてあります。
そして算数と比べたときの消去法と、両方は経済的に無理という理由からです。
もちろん算数も優秀とは言い難かったのですが、本人が好きだったということ、私たち親がなんとか教えることができるかもしれないという淡い期待(夫理系だし)、そして課金しすぎでしょ!
など総合的に勘案して、国語は先生にお願い!となりました。
当時夫はあまり中受に協力的ではなく、これ以上の課金するのは無駄と言っていたので、夫に何て言おうかと悩んでいましたが、「算数はみてあげてよ、私には教えられない。暗記系(社会、生物地学、知識)は私がやる。で、国語はそもそもなんでわからないのかがわからないから先生にお願いする。」となんかのどさくさに紛れて言った気がします笑。
夫は仕方ないとあきらめたか、何も文句言いませんでした。
あと、先生の雰囲気とかもちょっと決め手になりました。
夏休みに来てくれた算数の先生と国語の先生、国語の先生の方がまじめな雰囲気だったんです。
でも今思うと算数の先生も気さくで話しやすくとてもいい方でした。
若干比べると軽いノリな感じがしただけで。話しやすさもメリットになるので、各家庭のお好みかと思います。
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効果 成績アップできた?
\ ズバリ、成績はあがりました! /
なんか家庭教師を頼むまえは、凄腕先生に頼んだらズバーっと劇的に成績が向上するのかと思っていましたが、ゆったりじんわり、という感じで私としてはあまり効果があったのかなかったのかわからないなぁなんて思っていましたが(←ひどい人)
今回こうしてまとめてみたら、すごいあがってましたわ。
ということで成績推移(偏差値)、恥を忍んでさらしちゃいます!
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成績 5年夏~5年冬
5年前期は塾を休んでて、YTのテストだけを受けていたという状況での成績です。
平均偏差値46~47 ⇒ 平均偏差値50くらい
塾を休む前もコンスタントに本当にコンスタントに、偏差値50くらいをキープしていた娘ですが、塾を休む前の水準に戻してもらえました。
なんといっても記述を書くようになった!これが大きな変化でした!
成績 6年前期~夏休み
さて、記述が書けるようになって、6年前期(小52月からスタート)から春にかけて、ようやくちょっと安心して見られる程度に答案も埋めてくるようになりました。
平均偏差値50 ⇒ 偏差値50台前半~55程度 結構乱高下
この時期はNNオープン模試をうけつつだったので、志望校の過去問も手を付け始めていました。
娘の場合は志望校が早くから決まっていたので、四谷大塚のテストや模試よりも志望校対策(NN対策)に重点をおいた指導してもらっていました。
だからか、NN模試に関していえば算数より国語のほうがよかったです。これは本当に先生の記述指導のたまものだと思っています。
とはいえ、四谷大塚の組分けテストや合不合判定テストの成績がなかなか安定しないので、そのたびに一喜一憂。国語って書いてあること書けばいいはずだから、親からしたらなんでーー?!という気持ちになり、成績が悪かったときの苛立ちと言ったら、もう。
お察しください。
このころ塾の国語の先生に、「家に帰ると休んじゃって、勉強を始めるまでに時間がかかる」と話したところ、「それなら塾に残って一緒にやってもいいですよ」と言ってくれました。
で、毎回授業終了後、先生が10時まで一緒に宿題をやってくれました!いい先生。
希望者はだれでも残って勉強できたのですが、あまり残る子もいなくて、最後はマンツーマン!になっていました。ラッキー。
といっても宿題をやるだけなので、先生がそばにいていつでも聞きたいことを聞ける状況で自分で学習する、というスタイルだったみたいですけどね。
でもおかげで家で宿題やる手間が省けました。
成績 6年後期
6年の秋からは模試の予定が忙しくなってきます。四谷大塚の模試に加え、NNオープン、サピックスオープンと、スケジュール管理がたいへん!
加えて週末の志望校対策講座なんかも入ってくるので、本当に気を付けていないとバッティングしたりします。←やったことある人。
成績も模試メインです。
四谷大塚 偏差値56~62
もう模試の国語の偏差値で50台前半とかは見なくなってきました。
大体60程度で推移し、時々ずっこけると56,7というような成績でした。
NNオープン模試とNN内部の模試の方も安定してきました。
志望校が同じ子しか受けないテスト、しかも内容も傾向から判断して志望校の入試問題に寄せてある。
つまりこっちのほうがより参考にしたい成績です。
NN模試 偏差値 55~58
ま、ま、この学校を受験するだろう受験生のみで構成された集団内の成績、という意味ではまずまずかなと思います。
このころは成績も安定してきて、国語はもともと苦手なのでここまで来たら御の字。
あとは他の教科でカバーしよう!という雰囲気になっていました。
娘の苦手意識もほぼ払拭されて、記述問題も文章は稚拙ながら「求められる要素は押さえているので減点できない」ように書けていると家庭教師の先生がおっしゃっていました。
成績 直前期
ひー、この言葉だけで色々思い出して胃が痛い。
直前期はNN内部の模試のみになります。
問題は志望校の入試問題にそっくりにつくられていて、毎回順位によってクラスが入れ替えとなっていました。
娘は2組にいることが一番多く、冬の直前模試(5回)では以前NNの記事に書いたように上位30番台から15番まで上昇しました。
偏差値 58~60未満
家庭教師の頼み方
家庭教師を頼むメリットは、移動時間の節約、個人に合わせた指導、個人の目標にコミットする、などたくさんあります。
マンツーマンで成績を確認しながら指導してくれるので、効果は高いことは間違いないと思います。
ただどうしても費用は高くなります。
費用対効果のところに納得ができれば、アルバイト学生などが混ざっていて講師が選べない個別指導塾よりプロ家庭教師を頼むのが断然おススメです。
(実は個別って時間単位にするとカテキョとあまり単価かわらなかったりもするし)
昨今のコロナ禍の影響で、各社も対面のみならずオンラインでの授業にも対応するようになってきました。
オンライン家庭教師は、個人の性格や成績、目標に合わせた指導、移動時間の節約という家庭教師のいいところは残したまま家を片付けなくていい(これ大事)、
お茶の用意も不要(お茶菓子も結構な出費になるのよ)などのプラスのメリットもあります。
家に他人をいれるのに抵抗がある人にもいいですよね!
オンラインの方が先生側の移動時間節約などのメリットもあるため、対面より安くなっている場合もありますし、費用の面のメリットもあります。
本当は先生が横にいてみてもらう方が、断然いいと思いますが、総合的に考えてメリットが多くデメリットが少ないすごくいい方法なんじゃないかなと思います。
家庭教師が気になっているけど、費用のことや、勉強場所のことなどで踏み切れない方は検討してみてもいいかもですよ♪
我が家も検討中~。
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無料体験ができるよ。1回分でもお得だよね!
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料金や指導法など、頼んでみてびっくりってことにならないように、事前の情報収集大事です。
家庭教師ナビというまとめて資料請求できるサイトもあります。
資料請求や登録は無料です。私もやってみたけどすごく簡単でした。会社ごとに受験勉強に役立つ資料なんかも送ってくれるので、私はそういうものも結構活用していました。使えるものは使う、もらえるものはもらう笑。電話ではなくメールを希望でw。
カテキョで成績アップしました
国語の家庭教師をお願いしたら成績はどうなったかということについて書いてみました。
Y偏差値が50に届かないところからスタートして、最終的には62まで上がりました。
うちは娘が熱望している学校があったため、とにかく志望校対策!という方向で指導をお願いしていました。
なので、広くカバーするYTの合不合判定テストでは内容によって成績の上下はありました。
しかしNNでの国語の成績は安定していました。
娘の志望校は記述が多い学校、それなのに娘は毎回YT組分けテストの国語で記述問題真っ白で帰ってくるような子でしたので、なにはともあれ記述対策!!でした。
その希望はしっかり聞き入れてもらい、しっかり指導して頂いたと思います。
そして実際成績にも効果が表れました。
もう一つよかったのは、中学受験を熟知している先生がいつもとても身近にいたことです。
塾で塩対応くらっても、いつでも相談できる先生が近くにいた(だって家にくるんだもん)というのは親子(とくに私)の精神安定に大いに貢献してくれていたと思います。