2021年の中学入試も終了しました。受験された皆さん、本当にお疲れさまでした!!
さてさて、今年も各校の国語出典の情報も出てきたのでちょっくら読んでみるかぇということで、さっそく開成中からいってみしょー!
開成からスタートの理由はトップ校だからじゃないです(笑)。
-
-
【中学受験】国語はセンス?国語の成績アップの対策は?我が家で使った教材など
国語ってどうやって対策したらいいのか、わかりにくいですよね。娘は国語が苦手で、非常に苦労しました。女子なのにね😂 すたでぃ 男子は算数、女子は国語が得意なんだよね? 一般的にそう言われ ...
続きを見る
-
-
【国語】家庭教師を頼んだら成績アップ!志望校対策がっつりめ
娘は5年の前期の一時期、塾を辞めていたため、その遅れを取り戻そうと5年の夏休みから家庭教師の先生をお願いしていました。 家庭教師を頼むのは安くないので、実際の成果があがるのか、どんな感じ ...
続きを見る
2021年開成中学 国語入試問題の出典
2021年の中学入試、開成中学校の入試問題 国語の出典はこちら。
◆『糸』 最上一平著
◆『非属の才能』 山田玲司著
入試問題は各校のメッセージがつまっている
どの教科にも言えることですが、入試問題は、その学校のこんな子に入学してほしい、というメッセージがたくさん込められています。
特に国語の出典では、キリスト教系の学校はキリスト教を扱ったものが会ったり、わかりやすいですよね。
算数の出題傾向からも、、複雑な条件整理を必要とする問題や、緻密な計算が必要な問題、想像力を要する問とかその学校の求める生徒像が垣間見えるものです。すごい量の問題を出すことで、正確で速い処理を求めているということがわかる学校もありますね。
6年生になって過去問をやり始めると、学校の出題傾向から、だからこの学校が好きなんだー!と思ったりすることも多々あります。
そんなわけで、もしら熱望校が決まっているなら、6年といわず早いうちからネットなどでどんな問題が出されているか見ておくと、もっとその学校のことがわかって好きになったり、ちょっと「?」と思ったり、求める生徒像がわかったりしておすすめです。あ、でも早い時期に見るのは、親御さんがやってね。
さて、今年の入試の国語の出典、読めるものは読んでみようと思っているのですが、とりあえずまず読んだのが開成中の『非属の才能』。
『非属の才能』は漫画家の山田玲司氏の著書です。
なんでこれだったかというと、Amazon Kindle Unlimited で無料で読めたから😆 ラッキー♪
Kindle Unlimitedで無料で読める本には結構中学受験に役立つ教材とかもあって、重宝しております。無料だからとりあえずダウンロードして使わないとかも気楽にできます~。
-
-
楽して漢字を強化する もう書きまくらなくていい!
息子、漢字が書けません・・・。 性格的に面倒くさがりで練習しない、親が口を出すと怒るのでほっとく、学校の担任の先生のチェックが超甘。と色々重なって。ほっておいたことを大後悔です。 お子さんが小学校に入 ...
続きを見る
『非属の才能』を読んで印象に残ったこと
協調しても同調するな
日本の学校教育ではみんな同じことを求められるのが一般的。でもみんな一緒であるわけがないし、自分だけの興味を追求することをやめるべきじゃない。というか学校ってそういうのつぶすところ、というようなことが書いてありました。
ただ、協調性も確かに大事。だから学校では協調はしても、胸の底では自分を貫き通せばいいと。協調はしても同調はすべきではない。同調の限界はテストで100点とることぐらい。
なんだか身につまされる思いです。私はむかしから周りの人がどう思うか、そればっかり気にして思ってもいないことに同調したりして生きてきました。大分克服しましたが、いまでも結構そうかも。
とにかく誰もが持っている「非属」の才能を同調によって埋もれさせてはいけないということを言っています。
これって、開成中学の問題に選ばれたわけですよね。ということは、これ開成からのメッセージ。
ちょうどタイムリーに伊沢くんが開成高校のテストの平均点が15点だったとか、校則は制服を着ることと、無届けの外出禁止くらいであとはとにかく何でもあり!みたいなことをテレビで話していたから、きっと本当にそうなんだろうなと思えました。
もちろん超賢い子ばかりが集まる学校ですから、勉強だってできるんだろうけど、テストの成績とかそんなことより人生で大切なことはもっと他にもいっぱいあると、そういう指導をしてくれる学校なんだろうなぁと思いました。
昔は東大合格者数が日本一の学校って、みんな勉強ばっかりやっているだろうなって思っていましたが、体育祭や修学旅行を完全生徒任せなことなどからも開成の生徒を信じるスタンスは伝わってきますよね。(賢いからできるのよね、って気はしなくもないけど😅)
ゆで蛙になっていない?
ゆで蛙の話。
蛙を熱湯に入れるとすぐに飛び出すけど、水からだんだん熱くしていくと跳びださないでゆであがってしまう、というお話。
人間はそんなにバカじゃないと思っている人が多いだろうけど、本当にそうなのか。環境問題を取り上げて書いてありました。たしかに、だんだん地球環境がおかしくなっているのは明らかなのに、誰かがそんなことない、といえば、ああそうか、大丈夫か、とよく考えもせずに思ってしまう。
問題について考えることすら先延ばしにするうちに、深刻な環境破壊が起こっていく、と。
そうか、こうやって今の深刻な状況はつくられたんだな、そして確かに自分自身も、そうやって真剣に取り組んでこなかった人間のひとりなんだと思わされ、恐ろしくなりました。
人間は蛙より賢いから熱湯からすぐにとびだすのか、そうでもないように思えてきます。ちなみに蛙は実際には、熱くなってきたらすぐに飛び出すそうです。だから人間の方が蛙より賢くない行動をとることもあるのかもしれません😅
周りの意見に同調してばかりでなく、自分の頭で考えて物事を判断できる大人に育ってほしいものです。そういうことが当たり前に指導される学校であってほしいですよね。残念ながら学校の大半は同調を求める文化だと想像します。だからこそ、選択肢があるのなら我が子が学ぶ環境を選びたい、と思うのです。
なんか支離滅裂ですみません。ねむぃ。
『非属の才能』Amazon Kindle Unlimited で無料で読めます♪ぜひ!
次は豊島岡読むよー。これもKindle Unlimitedで無料だったから(笑)。無料ばっか。
-
-
【中学受験】偏差値のはなし 80偏差値とか50偏差値とか
先日塾の偏差値がわからない、という話題をSNSでお見掛けし「中学の偏差値、色々すぎてわからない!どういう意味だよ!なんで塾ごとにちがうんだよ!」と悪態をついていた日々を懐かしく思い出しました ...
続きを見る