いつの間にか娘は中学3年。
3年前の今頃は、模試の成績がどうだったとかで毎月胃の痛い思いをしていたなんて。
受験が終わった時はもう二度とやりたくない、と思うほど、なかなかヘビーな経験でした。
毎回、模試の結果に一喜一憂しつつもなんとか娘の中学受験を終えました。
入試って、合否は出ますが、自分の試験での出来がどうだったのかって、栄東でもない限りわかりませんよね。
それが、先日中学の個人面談のとき、普段の成績だけでなく、入試の時の結果についても聞く機会がありました。
記述はいつも空欄 とにかく国語が苦手すぎた娘
なんども記事で書いていますが、娘はとにかく国語が大の苦手でした。
わが家には絵本は生まれた時から数百冊あって、小さい頃から本をたくさん読み聞かせていました。
それなのに・・・。
娘の国語の成績ったらひどかったです。
記述は毎回ほぼ全部空欄!
真っ白け。
とにかく何か書かないと1点ももらえないよ!と何度も励ましていましたが、本当に頑固でしたw。
国語って、日本語じゃないですか。
どうやったらそんなにわからないのか、私にはわからず、どう教えていいか全くわからず、プロにお願いすることにしたんですよね。
そんなわけで、
本来なら、算数の家庭教師を頼むべきところを、あまりに国語がひどすぎて、仕上げるのに時間がかかりそうな国語の先生を5年生からお願いしていました。
記述をたくさん練習して徐々に書けるように
5年生の夏から国語の家庭教師の先生をお願いして、先生の指導で、娘は少しずつ記述問題も書けるようになっていきました。
6年の合不合が始まるころには、内容はともかく、空欄で帰ってくることはなくなりました笑。
今ふりかえると、とにかくなにか書けるようになるために、簡単なものに戻ったりもしならが
いっぱいいっぱい、書く練習をしていたと思います。
╲『読みテク』も使っていました/
あれは、やっぱり先生におねがいしてよかったんだと思います。
家での勉強で文章を書く練習に時間をさくことってなかなか難しくないですか?
過去問に取り組む中で記述問題を解く、とかはあったとしても、記述練習するための時間をとるのは勇気がいります。
結局、最後には娘も記述問題を怖がらなくなって、たくさん書くようになっていました。
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入試の結果
で、最初の話にもどりますが、
先日娘の学校の個人面談で担任の先生と話をしてきました。
娘の成績について話すなかで、たまたま先生が手元のデータをみながら、入試の時の成績について言及したのです。
それがなんとなんと
「入試の時も、特に国語の成績がすごく良かった」
ということでした。
算数の点数と順位も知ってしまったのですが、そちらはまあ、すごく良くも悪くもない感じ笑。
でもこの時の先生の話で、娘は国語で合格したんだな、と思いました。
あの国語が4科のなかで最も苦手だった娘が。
なんか、ちょっと感動ですよね。
4年前は、国語を何とかしないとどこにもいけないかもしれないぞ、ってくらい母を焦らせてくれていた娘がそこまでがんばってくれていたとは。
あの時、国語で家庭教師を頼むなんてもったいないかな、と何度も葛藤しつつも、プロの先生にお願いして本当によかった。
私では無理でした。
本当に先生のおかげです!
最終的には国語が武器になっていた
個人面談から帰ってきて、娘にその話をしました。
すると娘、
「国語の問題をみて記述がいっぱいだったから(その年は記述が多かった)勝ったと思った。」
というのです。
これを聞いて改めてびっくりですよw。
だって一番苦手だった国語の記述問題ですよ?
その記述問題だらけで構成されている問題をみて、自分にとって有利だと思ったというのだから、あの頃、娘は苦手を克服するばかりか、国語の記述問題を武器と認識するまでになっていたんですね。
母、そのことを入試が終わって3年近くたった今、初めて知りましたよ。
中学受験で取り組んだことはすべて子の血肉となっている
大変でした。中学受験。
そう。そんでストレスも多い。
でもやっぱりやって良かったと思っています。
3年間もかけて、遊びたい盛りの小学生を机に縛り付けて(しばってませんよ)かわいそうという見方もあるかもしれませんが、あの時やったことは確実に娘の力になっています。
単純に知識だけとかいうことでなく、努力が、工夫が、忍耐が、時間の使い方が、すべての経験が血肉となってこれからも娘を強く支えてくれるんだろうなと思います。
今もまた息子の中学受験をやっているわけですけど、2回目はわりとゆったりとした気持ちで伴走できていますw。
きょうだいでも全然違う中学受験です。
息子のほうも、どんな結果になっても、これまで積み重ねてきたことは息子の人生を豊かにしてくれるものになると確信しています。